白井光子&ハルトムート・ヘル<リートデュオ>

Mitsuko Shirai & Hartmut Hoell, Liedduo

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白井光子&ハルトムート・ヘルは、1972年の結成以来「歌と伴奏」という概念を超えた「リートデュオ」としての活動を世界各地で精力的に行なっている。後進の指導にも熱心に取り組み、1979年フランクフルト音楽大学、1983年ケルン音楽大学、そして現在はカールスルーエ音楽大学でリート科を設立。「デュオとしてのリート」に重点を置いた教育をしており、欧米各地のマスタークラスで多くの優秀な歌手が彼らの薫陶を受けている。近年では国内でも公開レッスンを実施、その自由な発想に基づく指導は、学生はもとより指導者、聴衆にも大きな感動を与えた。
1996年に出光音楽大賞受賞。19972月には前年10月に大阪いずみホールで行った《ヴォルフの夕べ》の演奏に対しABC国際音楽賞受賞。以後、ほぼ毎年日本でのリサイタルを開催し、彼等ならではのプログラムによる個性的なリートの夕べを繰り広げている。
2006年5月、突然白井光子がギラン・バレー症候群に罹り入院。しかし、リハビリを経て、2008年2月には仏・ナントにおける「ラ・フォル・ジュルネ」に出演し、シューベルトのリート・リサイタルでカムバックを果たした。その後もヨーロッパ各地でリサイタルやマスタークラスを行ない、ますます自由な音楽で聴衆を魅了し続けている。
日本でも2009年11月再びリートデュオとして日本各地で演奏、以来、本格的に公演活動を再開している。

Mitsuko Shirai, mezzo soprano (c) masanori hotta
Mitsuko Shirai, mezzo soprano (c) masanori hotta

白井光子

  ‘類稀な豊かで表現力ある声(「ニューヨーク」誌)の持ち主として、また知性溢れる歌手(「ロンドン・デイリーグラフ」紙)であり、彼女の歌唱にみられる豊富な語感、他に並ぶもののない言葉と表現力の融合、確かなレガート、イントネーション。これらは今やほとんど見落とされた芸術美である(「フィナンシャルタイムス」紙)など、長年にわたり各国で絶賛されて来た白井光子を、ドイツ「シュテルン」誌は、その品性のある演奏を紹介しながら「リート界のファーストレディー」と称した。1982年にはシューマンの生地から栄誉あるシューマン賞を受賞。日本人でありながら今やドイツを代表する歌手であり、世界のトップと評されている。

 

長野県に生まれ、シュトゥットガルト音楽大学で学ぶ。1973年フーゴー・ヴォルフ歌曲コンクール、1974年ロベルト・シューマン・コンクールをはじめ、数多くのコンクールで優勝後、国際的リート歌手として活躍。ピアノのハルトムート・ヘルとは1972年からデュオを組んでおり、「歌と伴奏」という概念を超えた「リートデュオ」として、ヨーロッパを中心に精力的に活動を行なっている。

日本各地で個性的なリートの夕べを繰り広げ、2004年秋の紀尾井ホールリサイタル「ピアノ版によるマーラー:大地の歌より『告別』」は、NHK FMでの放送のほか、NHK BS、ハイビジョン、そして地上波と放映を重ね注目された。

また、リートリサイタル以外にも、室内楽、宗教曲、交響曲のソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ケルン放送交響楽団、アカデミー室内管弦楽団などに客演し、リッカルド・シャイー、ガリー・ベルティーニ、小澤征爾、エリアフ・インバル、ヴォルフガング・ザヴァリッシュ、ネヴィル・マリナーらと協演している。日本でも、NHK交響楽団を、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団などに客演している。

20065月突然ギラン・バレー症候群に罹り入院するが、リハビリを経て、20082月には仏・ナントにおける「ラ・フォル・ジュルネ」シューベルト・プログラムでカムバックを果たした。その後ヨーロッパ各地でリサイタルやマスタークラスを再開、日本でも200911月より再びリートデュオとして活動をはじめ,20123月には東京と大阪で「日本歌曲の夕べ」を開催、20153月には東京文化会館プラチナシリーズに出演し,チケットは早々と売り切れになった。近年ますます自由な音楽で聴衆を魅了し続けている。

また、演奏活動と同じように力を入れているのが後進の指導であり、ヘルと共に1979年フランクフルト音楽大学、1983年ケルン音楽大学、そして現在はカールスルーエ音楽大学でリート科を設立。それまでに類をみないユニークな「デュオとしてのリート」に重点を置いた教育をしており、欧米各地でマスタークラスも開講している。近年では国内でも公開レッスンを実施、その自由な発想に基づく指導は、学生はもとより指導者、聴衆にも大きな感動を与えている。

1996年出光音楽大賞、1997ABC国際音楽賞を受賞。また日独両国にその長年にわたる功績を認められ、2005年度第56回芸術選奨文部科学大臣賞、2008年紫綬褒章、20102月にはドイツ連邦共和国功労十字小綬章を受章。現在、国立音楽大学招聘教授。

Hartmut Hoell, piano
Hartmut Hoell, piano

ハルトムート・ヘル

 

シュトウットガルト、ミュンヘン、ミラノで学ぶ。白井光子との"リート・デュオ"はもとより、1982年から、フィッシャー=ディースカウの伴奏者として、各地の音楽祭に出演、日本公演でも伴奏を務めた。室内楽では、タベア・ツィマーマン、エドウアルト・ブルンナー、ザビーネ・マイヤーらと協演、CD録音では、白井光子のほか、ディースカウ、メニューイン、シフ、ツィマーマン等との協演が挙げられる。文学に造詣が深く、独自のアプローチによるリート研究への貢献は大きい。
2007年よりカールスルーエ音楽大学学長に就任、リートのみならず音楽教育にますます熱心に取り組んでいる。また、内外での意欲的なプログラムによるコンサートを企画、主宰するほか、数多くのコンサートへの出演も続けている

2012年5月 現在

▷白井&ヘル 2013年公演予定は こちら

 

▷白井&ヘル 2012年公演予定は こちら

 

▷白井&ヘル 2011年公演予定は こちら

 

▷白井&ヘル 2010年公演予定は こちら